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#42tokyo 記事まとめ

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42 Tokyoに関するさまざまな記事をまとめています。
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「教師のいない学校」は成立するのか。

先日、パリ発のエンジニア養成機関「42」の東京校である「42Tokyo」を見学してきました。 学費完全無料、24時間施設開放など、「42」にはいくつも特徴があるのですが、いちばん驚かされたのは「教師がいない」こと。生徒同士の学び合いで学習を進めていくというのです。全部で9段階あるカリキュラムごとに課題が設定されていて、それを生徒同士が「教える」「教わる」という関係性を築きながらクリアしていくのだとか。 その話を聞いて浮かんだのは、「とはいえ、エンジニアとしての知識やスキル

株式会社忘我はじめました

自己紹介初めまして。株式会社忘我代表の矢追(ニックネーム:nop)です。 フランスのプログラミングスクール『42』で約3年間ソフトウェアエンジニアリングを学び、42における最高の学習レベルに到達しカリキュラムを修了しました。合同会社DMM.comの亀山会長からの依頼を受け、2019年に日本初の42キャンパス『42 Tokyo』の設立に従事し、42 Tokyo開校後、教材開発や学習環境・学習システムの構築等を幅広くを手掛けるといった経歴を持っています。 2024年には42 T

【42Tokyo】自衛隊を退職してから今まで

はじめにこの記事は退職を検討中の生徒や自衛隊員に向けて書いている。興味本位でご覧になった方々、特に42Tokyoの関係者の方々には、「こんな世界もあるのだな」という程度の気持ちで読んでもらえればと思う。 俺は生徒64期のなかじだ。生徒卒業後、各種教育課程を経て離島に配属され、昨年10月に退職した。現在は東京で42Tokyoというエンジニア養成機関で学習しながら、プロダクトマネージャー候補として働いている。 本記事では、以下の3点について俺の実体験をもとに話そうと思う。

未完成だからこそ面白い - 20歳VCインターンの視点

朝8時、渋谷のスタートアップ拠点・Next Base(ネクべ)の入り口に立つ時、いつも胸が高鳴ります。「今日はどんな未来を作ろうとする起業家と出会えるだろう」 N高等学校卒業後、42Tokyoを経て、今、Skyland Venturesで唯一のフルタイムインターンとして働いているたかねんです。 Skyland Venturesとの出会い初めてSkyland Venturesを知ったのは、去年のスタートアップ運動会でした。家族で参加して、スタートアップの熱気を間近で浴びた日

【42Tokyo】校舎が遠くなったので引っ越してみた結果…

はじめに今日は俺の自宅について話そうと思う。 今年の6月に引っ越したばかりだが、特に立地の良さが気に入っている。 42Tokyoに安定して通える生活基盤を作ることは重要だから、その視点を中心に話していこう。 最初の東京生活去年の8月、俺は東京に出てきた。最初は駒込や日暮里あたりに住んでた。 理由は単純で、42Tokyoに通いやすかったからだ。 当時は六本木一丁目駅が最寄りで、南北線を使えば30分で着いた。 2024年3月のPiscine(六本木校舎での最後のPisc

フランスにある島で1週間生活

フランスのマダムたちが夏のバカンスに訪れる島。オレロン島。 サーフィンしてもよし、ビーチバレーしてもよし、友達とサイクリングしてもよし。夏のシーズンのみ営業する店が多いこの島で、夏以外の季節に一人の日本人がその島に降り立った。 僕は普段、42tokyoに通ってる学生だ。今回、オレロン島にある42のリゾート施設、Forty2に1週間滞在するために申し込んだ。僕にとって今回の旅の三大イベントのうちのひとつだ。世界中の42の学生が集まる場所でサーフィンしたり、ビーチバレーしたり

42Tokyo 本科week 1 - hshinaga

はじめに 42Tokyoの本科生として初めての1週間。期待と不安が入り混じる中、新生活をスタートしました。この記事では、プログラミング学習だけでなく、生活環境の変化や心境の変化も含めて、できるだけ率直に共有していきたいと思います。これから42Tokyoを目指す方や、同じように新しい環境での挑戦を考えている方の参考になれば幸いです。 Day1 (10/21 月) - 新生活と入学式引っ越しの決断 以前住んでいた清澄白河から新宿への引っ越し。42Tokyoまで徒歩5分という環

42Tokyo:コードと自己発見の2年間 - プログラミング初心者が見つけた無限の可能性

プロローグ:諦めていた夢との再会薄暗い部屋の中、モニターの青白い光に照らされた私の顔には、不安と期待が入り混じっていました。42Tokyoの入学試験(通称:Piscine)に挑戦するその日、私は自分の人生が大きく変わろうとしていることをまだ知りませんでした。 ただの文系大学生で、かつてプログラミングに挫折した私が、なぜ再びこの世界に足を踏み入れようとしていたのか。その答えは、私の心の奥底で燻っていた小さな炎にありました。「もしかしたら、私にもできるかもしれない」という、かす

自己紹介

 はじめまして、普段は42tokyoというエンジニア養成機関に在籍し、 プロのMMAファイターとして活動している、超ペーペーのお坊さんこと 六郷 海南人と申します。  生まれが寺なので、そのバックボーンを生かしつつ、社会性をもって活動することが目標なので阿弥衆という生き方を自身のロールモデルとして設定しています。  ここでは、100 Days of code(開発初心者が100日間自身の記録をとるもの)を始めようとおもっています。 ただ、それだけだとつまらないので他にもい

革新的な教育モデル「42Tokyo」の魅力

どうもご無沙汰しています。EdTech系指揮者の後藤です。 先日、デジ庁でご一緒している中室先生に同行させてもらい、フランス発のプログラミングスクール42Tokyoを見学してきました。42Tokyoは学費無料で24時間オープンしており、学生同士の学び合いを重視しています。 42Tokyo 公式サイト 42Tokyoの「42」の由来は、SF小説『銀河ヒッチハイキングガイド』に登場する「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」です。この作品はエンジニアにとって有名で

42Tokyo周辺のおすすめ飲食店(西新宿グルメ)

42Tokyoが六本木から新宿に移転してから、キャンパスだけでなく食事事情もよくなった。この記事では、私が行ったことのある42Tokyo周辺のオススメの飯屋を紹介したい。 42Tokyoについては上記の記事を参照されてほしい。 定食コガネ屋 おすすめ度 ★★★★★ 徒歩19分 ハラスはここが1番美味しい。ハラス系は他のお店も行ったが、ここが1番おすすめできる。 太樹苑 おすすめ度 ★★★★★ 徒歩14分 焼肉屋さんがランチにいろんなメニューを出している。ここの生牛カ

コンピュータサイエンスを体系的に学ぶためのロードマップ: おすすめの本と学校

コンピュータサイエンスを体系的に学びたいと思ったことはありませんか? プログラミングをする人であれば、なぜプログラムが動くのか、効率の良いアルゴリズムの設計、さらにはオペレーディングシステム、データベース、ネットワークの実装について興味を持ったことがあるのではないでしょうか。 実際、「エンジニア3年目におすすめする書籍」、「新卒エンジニアが読んでよかった本10選」といった記事がQiita、zenn、X、はてなブックマークなどでバズっているのをよく見ます(私もそのような記

42六本木校舎振り返り

3月31日で42Tokyoの六本木校舎が閉校し、4月から新宿に移転するみたいです。記事の公開が遅くなりましたが、移転前に書いています。 自分が在籍している時間は短いですが、自分が入学してからのあれこれと、閉校前に撮った写真を載せたいがために記事を書くことにしました。 私は特にプログラミングの業務経験もスキルも皆無で、入学後に苦しんでいる身としては、実情がどんなもんなのかをブラックホール(BH)に飲みこまれる前に記録しておこうと思います(縁起悪いよ)。 六本木校舎に感謝 六本

42Tokyoの新校舎がイイ感じ!和・緑・本!

みなさん、こんにちは。 先日、ぼくが学んでいる「42Tokyo」の新校舎に行ってきました。 (基本、自宅学習ですすめており、めったに学校には行かないので、42の校舎にいくこと自体、半年ぶりです) いままでの校舎は、六本木一丁目の「住友不動産六本木グランドタワー」内にあったのですが、あたらしい校舎は新宿の「都庁」近く。 最寄り駅は「西新宿五丁目駅」。 ほかにも「西新宿駅」や、「都庁前駅」からも歩いてすぐの場所。 今回はそんな新校舎の魅力を「和・緑・本」を軸にお伝えし