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#42tokyo 記事まとめ

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42 Tokyoに関するさまざまな記事をまとめています。
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#42

「教師のいない学校」は成立するのか。

先日、パリ発のエンジニア養成機関「42」の東京校である「42Tokyo」を見学してきました。 学費完全無料、24時間施設開放など、「42」にはいくつも特徴があるのですが、いちばん驚かされたのは「教師がいない」こと。生徒同士の学び合いで学習を進めていくというのです。全部で9段階あるカリキュラムごとに課題が設定されていて、それを生徒同士が「教える」「教わる」という関係性を築きながらクリアしていくのだとか。 その話を聞いて浮かんだのは、「とはいえ、エンジニアとしての知識やスキル

【42Tokyo】自衛隊を退職してから今まで

はじめにこの記事は退職を検討中の生徒や自衛隊員に向けて書いている。興味本位でご覧になった方々、特に42Tokyoの関係者の方々には、「こんな世界もあるのだな」という程度の気持ちで読んでもらえればと思う。 俺は生徒64期のなかじだ。生徒卒業後、各種教育課程を経て離島に配属され、昨年10月に退職した。現在は東京で42Tokyoというエンジニア養成機関で学習しながら、プロダクトマネージャー候補として働いている。 本記事では、以下の3点について俺の実体験をもとに話そうと思う。

【42Tokyo】校舎が遠くなったので引っ越してみた結果…

はじめに今日は俺の自宅について話そうと思う。 今年の6月に引っ越したばかりだが、特に立地の良さが気に入っている。 42Tokyoに安定して通える生活基盤を作ることは重要だから、その視点を中心に話していこう。 最初の東京生活去年の8月、俺は東京に出てきた。最初は駒込や日暮里あたりに住んでた。 理由は単純で、42Tokyoに通いやすかったからだ。 当時は六本木一丁目駅が最寄りで、南北線を使えば30分で着いた。 2024年3月のPiscine(六本木校舎での最後のPisc

フランスにある島で1週間生活

フランスのマダムたちが夏のバカンスに訪れる島。オレロン島。 サーフィンしてもよし、ビーチバレーしてもよし、友達とサイクリングしてもよし。夏のシーズンのみ営業する店が多いこの島で、夏以外の季節に一人の日本人がその島に降り立った。 僕は普段、42tokyoに通ってる学生だ。今回、オレロン島にある42のリゾート施設、Forty2に1週間滞在するために申し込んだ。僕にとって今回の旅の三大イベントのうちのひとつだ。世界中の42の学生が集まる場所でサーフィンしたり、ビーチバレーしたり

42Tokyo 本科week 1 - hshinaga

はじめに 42Tokyoの本科生として初めての1週間。期待と不安が入り混じる中、新生活をスタートしました。この記事では、プログラミング学習だけでなく、生活環境の変化や心境の変化も含めて、できるだけ率直に共有していきたいと思います。これから42Tokyoを目指す方や、同じように新しい環境での挑戦を考えている方の参考になれば幸いです。 Day1 (10/21 月) - 新生活と入学式引っ越しの決断 以前住んでいた清澄白河から新宿への引っ越し。42Tokyoまで徒歩5分という環

42 Tokyo事務局長佐藤氏とのインタビュー

2023年10月初旬にデジタル人材学会は、フランス発のエンジニア育成機関の日本拠点である一般社団法人42 Tokyoの副理事長 兼 事務局長である佐藤大吾氏とデジタル人材育成学会会長 角田とインタビュー対談を行いました。今後の日本のデジタル人材のための参考事例として、デジタル人材育成の最先端組織の42 Tokyoの取り組みのご紹介をしたいと思います。 主に下記の4点を中心に佐藤氏にインタビューをさせて頂きました。 1.       42 Tokyoの特徴である「学生同士で

ダメ人間パソコンに触れる

42で自己紹介記事を要求されたので、自分語りをする。 ついでにイールくんにも遥か昔に半生について触れるエッセイを書いて欲しいと言われていた気がするので、この記事で一石二鳥とする。 Twitterのフォロワーさんはご存知のことと思うが、わたしは現在42Tokyoというプログラミングスクールに籍を置き、ここ3ヶ月くらい毎日通っている。 これ。 これは実は、なんかPiscineとかいうヘンテコな名前の入学試験がある。 しかもそれがなんか、一ヶ月くらいかかるのだ。 長い。 一

42Tokyoに通うなら

この記事で伝えたいこと 42Tokyoを受験、通学するなら、徒歩圏のシェアハウスに住むのが絶対おすすめ その理由 時間を気にせずプログラミングに没頭できるから わたしがコンピュータに本格的に触れたのは40歳を過ぎてからだ。 それというのも、高校時代は学校に1台もコンピュータはなかったし、パソコンユーザーに対しては、無知からくる警戒心や、侮りの気持ちさえあったからだ。 それがなぜプログラミングを好きになったのかというと、「生きるためのコストを少しでも下げたい」と思った

42とは何かを考える

追記: https://www.youtube.com/watch?v=eawhnhTO2oY&t=97s 僕にとっての42↑ 記事を公開してから見たけど感動した。かっこよすぎ。 42はnote 様に協賛いただいているので、自己紹介記事を書いて運営に報告するとnote プレミアムが貰える。それも理由で前回42に関する記事を書いたのだが、審査が通らなかった(?)のでもう一度チャレンジを兼ねつつ書いてみる。 https://nop42.medium.com/42%E3%81%

42という選択

42Tokyoの二次試験Piscineが自分にとってとても良い経験になったのでPiscineと42についてまとめると共に,少しでも興味ある方の後押しになればと思って書き記しました. 42Tokyoとは42Tokyoとは,世界最大のエンジニア養成機関42が運営するプログラミングスクールです. 42は2013年にフランスで設立され,現在では世界27カ国まで展開されています(2022年時点). 42TokyoはDMM.comが日本に誘致して,多くの企業に支援を受けながら運営を行っ

42 Tokyoをお勧めする方の属性について(2023/02/08)

はじめに仏発エンジニア養成機関「42 Tokyo」ってどんなところ? 42 Tokyoをお勧めする方の属性について を書いてから、2年と3ヶ月たちまして先日Common Coreをクリアしました。 ※Common Coreとは 42のカリキュラムは2部に分かれており、第1部のことを「Common Core」と呼んでいます。「Common Core」はコンピュータサイエンスに関するあらゆるトピックを幅広くカバーする内容です。CommonCoreカリキュラムは最大1年半で修了しな

42 Tokyoに入学して2年経った結果...

はじめまして、syudaiといいます。42 Tokyoに入学して2年ちょっと経ったので振り返りたいと思います。 42 Tokyoの認知が広がれば幸いです。 入学する私は2020年の9月に42 Tokyoの入学試験を受け、同年11月に入学しました。試験内容は口外禁止のため、全く内容を知らない状態で挑みました。試験期間が4週間だったため、学校に4週間の休みを貰うための交渉を行いました。 結果的に入学試験は非常に楽しい体験となりました。印象的だったのは、試験2日目で受験者の約

42Tokyo Piscine 11日目【42という学習スタイル】

それにしても不思議だ。 親切な先生もいなければ、卒業証書をもらえるわけでもない。 英語で書かれた数ページの課題が与えられて、その結果を機械採点に通すだけのシンプルなシステム。 そんな単純なシステムに参加者皆、前のめりになって学習している。 問題を解くための知識はすでにYouTubeやブログに氾濫していて、各々必要な情報を個人でネットで検索する。それでも理解が追いつかない場合は学習の進んでいる他の生徒に教えて貰えば良い。 知識を得る事が目的なら、実はこれで十分なんではない

42tokyo 反省会

ということで積もりに積もったサボり癖により、ついに期限を迎えました、42 Tokyo 生活。奇しくも新しい入学生が入るタイミングで入れ替わるように退学となってしまったわけですが、なんとなく書く気が湧いたので反省会を始めていきたいと思います。唐突。 よかったこと、よくなかったことよかったこと プログラミングに対して見通しがついた。 人のコード、リファレンス、ドキュメント、などなど読むのに慣れた シンプルに楽しかった もっとこうすればよかったなと思うこと 課題をどんど