ものづくりに魅せられて。サイバーエージェント内定者が語る“プログラミング未経験”で飛び込んだシステムエンジニアの世界
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ものづくりに魅せられて。サイバーエージェント内定者が語る“プログラミング未経験”で飛び込んだシステムエンジニアの世界

42東京

フランス発のエンジニア養成機関『42 東京』。

今回インタビューした中野大輝さんは、2020年10月にプログラミング未経験の状態で『42東京』の試験に合格。入学から1年以上経った今では『42東京』と両立しながら株式会社サイバーエージェントでエンジニアとして働いています。

プラントエンジニアからシステムエンジニアへと転向を果たした中野さん。一見大きくかけ離れているように見える「ハード」から「ソフト」へのキャリアチェンジですが、それらの共通項は「ものづくり」の面白さだと語ります。

今回のインタビューでは、中野さんがプログラミング未経験の状態からシステムエンジニアの世界に飛び込み、その後サイバーエージェントという新たなステージで「ものづくり」をすることとなった背景や、中野さんが情熱を注ぐ「ものづくり」自体の魅力について詳しくお話をしてもらいました。

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ものづくりへの興味から、プラントエンジニアの道へ

ー『42東京』に入る前からプログラミングは学ばれていた?

中野:いえ、全く。大学は理系でしたが機械工学を専攻していたので、計算をするためにプログラミングに少し触れることはあっても、ソフトウェアを作ることはなかったです。

ーということは、大学卒業後の就職先も機械工学系?

中野:そうですね。新卒では、プラントエンジニアという工場を設計する仕事に就きました。私が担当していたのはゴミ処理工場だったので、ゴミを燃やして発電する、排ガスを綺麗にするための設備の設計を行っていました。

ー工場!そのお仕事を選ばれた理由は?

中野:昔から「何か人の役に立つものを作りたい」という気持ちがありました。そのようなものづくりへの興味から、大学では機械工学を学び、就職先でも何か形にできるような仕事がしたいとプラントエンジニアの仕事を選びました。実際、工場の設計などはすごく面白かったですね。

ーなるほど。元々ものづくりへの興味からスタートしてるんですね。

中野:そうですね。もともと物理や数学の勉強は好きでしたし、それらの知識は電気や機械といった、その後自分が関わったものづくりにも繋がる部分があると思います。そういえば、大学のサークルでは「鳥人間コンテスト」とか「飛行ロボットコンテスト」とか…そのようなものにもチャレンジしてましたね。

ーそれは楽しそうですね!

中野:楽しかったですね。実際大変ではありましたけど、すごく面白かったです。これは余談なのですが…鳥人間コンテストの会場である琵琶湖まで飛行機を持っていったのですが、出番の直前に強風に煽られて破損してまうというアクシデントがあったり(笑)

ー!?!?ということは、大会には行ったけれど出場できなかった?

中野:はい(笑)なかなかしょっぱい経験ではありましたが、それはそれで良い学生時代の思い出になったのかなと思いますね。

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あれはしょっぱかったな〜と語る中野さん

キャリアについて迷い、飛び込んだのはプログラミングの世界

ー機械や工場といった“物理的”に存在するモノをつくっていた中野さんですが、そこからプログラミングの世界に興味を持つようになったきっかけは?

中野:大学を卒業してから1年半ほどプラントエンジニアの仕事をしていましたが、ある時「自分はこのままこの会社でキャリアアップしていきたいのか?」と悩むようになったんです。そしてそのタイミングで、ソフトウェアエンジニアをしている友人から、仕事内容と一緒に『42東京』というエンジニアの養成機関の存在を教えてもらいました。

ー初めて『42東京』について知った時、どのように感じましたか?

中野:最初に聞いた時はびっくりしました。特に衝撃を受けたことでいうと、1つ目は「海外での実績」について。プログラミング未経験者でも、「1から学べて有名な企業に入れるほどの力をつけられる」という点はなかなか特殊ですよね。2つ目は「先生がいないスクール」ということ。「次に何かを学ぶのであれば独学がいい」とは思っていたのですが、同時に「一緒に勉強する人がいないと難しいよな」という気持ちもありました。なので、一緒に勉強する人はいるけれど、先生はいないから自分たちの力で能動的に頑張る必要がある環境というのはすごく惹かれました。

ーそれですぐに「試験を受けてみよう」と思った?

中野:そうですね。少しは悩みましたが、それでも「やるなら今だな」と思ったんです。時間は大事ですから、行動するならなるべく早い方が良いなと。そして実は『42東京』を教えてもらう前に、少しだけ自分でプログラムを書いてみたことがあったんです。その経験から、プログラミングは楽しいものであると既に知ってはいたので、あとは飛び込むだけだ!と思い切って試験に応募をしてみました。

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この日、中野さんが着ていたのは『42東京』のオリジナルパーカー

アウトプットし続けることで得られた「チャンス」

ー『Piscine』を振り返ってのご感想は?

中野:よく「辛(つら)楽しい」って表現をするんですけど(笑)試験も入学してからも、わからないことに向き合う時間がほとんどですし、プログラムを書く時間よりも、プログラムを書くために悩む時間の方が長いので、基本は辛いです。でもその中で新しく学ぶこととか、できたときの嬉しさとか、そういうことがどんどん増えてくる。「辛いけど楽しくってやめられない」という状態がずっと続いて、気づいたら夢中になってやっていた。その時は試験中心の生活でしたが、課題を“与えられている”というより、完全にハマってしまって、夢中に解き続けていたという感じですね。

ー晴れて『Pisicine』に合格し入学となりましたが、入学して変わったことはありますか?

中野:入学後も変わらず課題が出るのですが、試験よりも実践的な内容が増えたと思います。一方で、実学的でないことも同時に学べるのは面白いです。すぐに仕事や就活に役立つ訳じゃないので、「もっと実学的なものを学ばなくて大丈夫かな…」なんて不安になったこともあるのですが、結果的に地力がついて、今に活かされていると実感します。なので入学してから1年経ちましたが、今も変わらず楽しくやらせてもらっていますね。私はリモートで参加しているので、校舎にはほとんど行ってないですが、最近はエンジニアの仕事もしながら朝晩で『42東京』の課題に取り組むなどして両立できています。

ーエンジニアのお仕事もされているんですね!

中野:はい。今年の2月から、株式会社サイバーエージェントでバックエンドエンジニアとして働いています。なので最近は、朝7時から10時の始業までの間に『42東京』の勉強会や課題をやり、仕事を終えたら今度は寝るまでの間でまた勉強会や課題をやって……という感じの生活ですね。

ー朝から晩まで勉強しながら、その上きちんと就活もされていたんですね。

中野:実は就活はしておらず、その代わりに入学当初から『42東京』で学んだことを自身のSNS上でアウトプットするようにはしていました。それを続けて半年くらい経ったころ、私の投稿を元サイバーエージェントのエンジニアの方が見つけてくださり、幸運にもその方のご紹介でサイバーエージェントの採用を受けることができました。

ー学んだことを自らアウトプットし続けた。その結果、良いご縁に巡り会えたと。

中野:そうですね。『42東京』がどんなに特殊な学校であろうと、自分から発信しないと外からは何をやっているのか見えない。「見えない」と「わからない」で終わってしまう。だから私はアウトプットし続けるということが大切だと思っていて、外に出していくことで「特殊なことをやっているな」と外部の人にも伝わって、私自身は次のキャリアに繋がるチャンスを得られたのだと思います。就活中は、基礎的な知識から積み上げられているところや、わからないことでも自分で学習しやっていくキャッチアップ力などを評価していただくことが多かったです。実際、サイバーエージェントでのインターンシップに2週間参加させていただきましたが、ほとんど触ったことのない内容でも、なんとかキャッチアップしようとする姿勢やわからない状態からでもやり切る力を評価していただけたのかとと思います。

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これからも続く「ものづくり」の人生

ー最終的に、就職先としてサイバーエージェントを選ばれた理由は?

中野:理由としては、大きく分けて「事業」と「人」の2つ。「事業」の部分で言うと、ものすごく多様な事業をやっている会社ではありますが、その中でもインターネットに関する技術力が高い。そしてそのスキルを使って「出来る事や面白そうな事はどんどんやっていこう!」というカルチャーがあるのはすごく魅力的ですし、自分も挑戦できる場がありそうだなと感じました。さらに、自分は何を求められていて、どのようなモノをつくったらいいか?と言うことを、エンジニアが主体的に考えて行動できる環境であり、そのようなマインドをもった「人」が多くいらっしゃるように思います。今は内定者として働いていますが、まさに自分が理想としていた働き方であり、さらに尊敬できる方々と一緒にお仕事ができているので毎日とても楽しいです。

ー中野さんの今後の目標は?

中野:やはりエンジニアの仕事の魅力は、自分の手で物をつくり出せるところだと思うんです。なので今は企業に勤めていますが、「いつか自分のものを作りたい」という野望はありますね。それともう1つ、『42東京』を通してソフトウェアエンジニアリング自体の面白さを知ってしまったので、それをアカデミックにどんどん突き詰めていくというのも面白そうだなと。方向性の違う2つではありますが、その気持ちを大切に今後もやっていきたいなと思っています。

中野 大輝 / Daiki Nakano
大学で機械工学を学び、卒業後は大手プラントエンジニアリング企業でプラントエンジニアとして勤務。その後、プログラミングに魅了され、2020年10月より42東京でソフトウェアエンジニアリングを学ぶ。2022年 株式会社サイバーエージェントに入社予定。旅行と飛行機が好きすぎるがゆえ、世界一周航空券を買って世界遺産巡りをしたことがある。

Twitter @daitaidaidai789
GitHub @dai65527

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現在、『42東京』では入学者を募集しています。16歳以上の方であれば、経歴や経験に関係なく誰でも応募することが可能です。ぜひお気軽にご応募ください。

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42東京詳細はこちら▼
https://42tokyo.jp/

企画・取材・執筆:風間夏実

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