![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172127566/rectangle_large_type_2_7cc739f91a18f8fe51d4570288576846.png?width=1200)
わずか4ヵ月で基礎課程を突破!世界TOP10入りを果たした3人の軌跡
2024年9月、42 Tokyoの学生3名が基礎課程「コモンコア」をわずか145日(4ヵ月24日)という速さで突破し日本最速記録を更新、さらには世界32ヵ国に展開する42キャンパスの中でTOP10にランクインするという快挙を成し遂げました。
今回、驚異的な記録を出した彼らにインタビューを実施。どのようにしてこれほどの短い期間でコモンコアを突破したのか、その秘密に迫ります!
コモンコア(=基礎課程)とは?
「42」のコモンコアは、C言語をはじめとしたプログラミングの基礎を徹底的に学ぶ課程で、修了までに平均1年~1年6ヵ月を要します。全ての課題が自己主導で進められるため、高い自主性と計画性が求められます。
ー 自己紹介と受験するに至った経緯を教えてください。
岡田和大さん(以下:岡田): 当時はフリーターで、プログラミングは未経験でした。何か資格やスキルを身に着けたいと考えていた時に42 Tokyoを知り、プログラミングを無料で学べるという点に惹かれて受験を決めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1736836628-saM7y8VitHNnIqwJjkYUdheb.jpg?width=1200)
高松大輔さん(以下:高松): 大学在学中に技術系の記事で42 Tokyoの存在を知り興味を持ちました。大学でPythonを学んでいて、C++も書けた方が面白そうだなと思い受験しました。大学卒業間際に受験し42入学後は大学院とダブルスクールで通っています。(戦略コンサルティングファーム内定)
![](https://assets.st-note.com/img/1736839130-UrYXfzHF9OmDP7SdukcAn8NK.jpg?width=1200)
松井悠真さん(以下:松井): 関西の大学院休学中、復学するか悩んでいた時に友人から42 Tokyoを勧められたのがきっかけです。大学でFortranやPythonに少し触れていたこともあり、もっと本格的にプログラミングを学びたいと思い受験しました。大学院は中退し、42に入学するタイミングで上京しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1736837549-NqLKnpEzcl1SUuIDCVXMWb6Q.jpg?width=1200)
普段の生活では出会えない、様々なバックグラウンドを持った人たちとの出会い
ー42 Tokyoでの学生生活はどうでしたか?
松井: 多様な価値観の人が集まっている場所だと感じました。通っていた大学では目標を持っていない人が多かった印象ですが、ここでは皆それぞれ志や目標を持っていて刺激になりました。特に自分と似たような志を持つ仲間に出会えたことはとても貴重でした。
高松:アントレプレナー気質と言いますか、僕のまわりにはあまりいない、リスクを取った生き方をしているような人や働いている人も多いので、そういった人たちの話が聞けたことで視野が広がったように思います。
最速記録を生んだ秘訣は「仲間」「習慣化」「計画」
ーわずか4カ月でコモンコアを突破。その秘訣は?
入学試験(Piscine)同期の存在が大きかった
岡田:課題を進める上でもモチベーション維持という観点でも、Piscine同期がいるというのは大きかったと思います。この3人は全員Piscineの同期で、同じペースで課題を進めていました。一緒に頑張る仲間がいることがモチベーションに繋がったと強く感じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1736840308-PwcpSU2YKvb7kaz93lOeuVIf.jpg?width=1200)
キャンパスに来ることを習慣化。週7日、毎日10時間以上
松井:家だと集中して課題を進められないタイプなので、とにかく遊びに行く感覚でキャンパスに来ていました。〇〇がいるしいっとくかというような気軽な感じで。基本的に毎日来るようにしていました。10時ごろ来て22時くらいまでいたかな。
岡田:彼は本当にいつもいましたね(笑)僕は逆に家の方が集中できるので、家でコードを書いてキャンパスには皆に会いに遊びに来ていました(笑)
デッドラインに合わせて自身で各課題に期限を設定
高松: 僕は就活を開始するとキャンパスに来れなくなるのを見越して、半年以内に終わらせると決めて入学しました。そのためには最後の課題にどれくらいの時間を使って、その前の課題にどれくらい・・・といったかたちで週単位、日単位で逆算してスケジュールを設定して取り掛かりました。
岡田:期限が彼に勝手に決められていましたね(笑)
松井:彼(高松)が決めたスケジュールについていきました。これに乗り遅れるなという感じでとにかく必死でした(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1737609219-u6Ya90WrdBqmlAzxMGZCOX8P.jpg?width=1200)
学び方を学んだ。そしてプログラミング以外のスキルも。
ー42で得たものはありますか?
岡田: プログラミングスキルはもちろんですが、調べる力や効率的な学習法も身についたように思います。学習の仕方を学べたなと。
松井:それは本当にそう思います。これまでの勉強とは違い、先生や教科書も無く調べてもどこかに答えがそのまま載っているわけでは無いので、情報を取捨選択して自分の頭で最適解を出して実行するといった力が身に付きました。
高松: 技術的なコミュニケーション能力も向上しました。自分の考えをかみ砕いて人に伝える力、他人が書いたコードを読み解く力もそうですし。あと、先日内定をいただきましたが、ここで得た「問題解決能力」は面接の過程で非常に役立ったと感じています。
42はセカンドサークルこそが面白い
彼らはコモンコア修了後も卒業という選択肢を取らず、セカンドサークル(専門課程)にてさらに興味のある分野を学んでいます。それと並行して就活や起業などそれぞれの夢に向かって活動しています。
松井:就活をしながら、42の仲間とともにAI関連での起業を目指しています。42 Tokyoで得たスキルやネットワークを活かしたいです。またセカンドサークルでの学習も継続しています。元々学びたかった機械学習はセカンドサークルにしかないので、ここからが本番だと思っています。
岡田:課題はセカンドからが面白いですね。僕も就活をしながら興味のある分野を引き続き学習中です。
![](https://assets.st-note.com/img/1737599877-34NHu8t9hvQTinVCogPEaBjx.jpg?width=1200)
自分なりの楽しみ方を見つけてほしい
ー最後にこれから受験を控えている方や入学される方に向けてメッセージをお願いします
高松:自分に合った進め方で学ぶことを楽しんでほしいです。僕みたいにRTA(リアルタイムアタック)したいのであれば仲間を集めて速さ重視で進めていくのがいいし、逆に時間に余裕があるとかもっと深く勉強したいのであれば一つ一つの課題に時間をかけてとことん向き合うとか。
岡田: まずはPiscine(入学試験)を楽しんでください。できるだけ早く友達を作れば、学びが何倍も楽しくなります。
松井:Piscineは最初3日間ほどは本当に何もわからなくて挫折しかけましたが、1週間くらいすると全貌が掴めてきて楽しくなってきました。今は無心でコードを書いているときがとにかく楽しいです。まずは勇気を持って飛び込んでみてほしいです!
学習の進め方は人それぞれです。自分の状況や目標に合わせて、自分に合ったペースで進めることで、学びをより楽しむことができるはずです。(退学にならない範囲で…。)
また、42 Tokyoには、プログラミングを軸に様々なバックグラウンドを持つ人々が集まっています。気の合う仲間を見つければ、さらに充実した学びの場となることでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1736836184-uomNBDwMlOj9tP1JynZXgHId.jpg?width=1200)
42 Tokyoでは入学者を募集しています。16歳以上の方であれば、経歴や経験に関係なく誰でも応募することが可能です。ぜひお気軽にご応募ください。
42 Tokyo詳細はこちら▼