42 Tokyo

フランス発のエンジニア養成機関・42 Tokyo(フォーティーツー)公式noteです。当校の取り組みや学生の様子を紹介、入学試験 Piscineの体験談をまとめています。

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フランス発のエンジニア養成機関・42 Tokyo(フォーティーツー)公式noteです。当校の取り組みや学生の様子を紹介、入学試験 Piscineの体験談をまとめています。

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Piscine体験記

42独自の入学試験「Piscine(ピシン)」に挑戦した方々の感想まとめです。

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プログラミング未経験の文系大学生が42Tokyoに合格するために意識した3つのこと

はじめまして、わとそんといいます。 普段はゴリゴリの文系大学生やってます。 去年の2月にフランス発のエンジニア養成期間”42Tokyo”を受験し、合格してから早1年半。友人が”42Tokyo"を受けると聞き、せっかくなので誰かの役に立てばと思い筆を取りました。 この記事ではゴリゴリの文系が合格した体験をもとに、これからピシンを受ける方や、42Tokyoについて興味があるという方に向けて、受験時の行動や意識していたことなど振り返っていきます。 ”42”について まず、”

プロジェクトP:Piscine体験記 ~子供部屋おじさんが挑んだ「IT界の鉄人レース」~

序章 昭和から平成、そして令和。時代が移り変わる中、地球の片隅に、一人の男がいた。彼は通称「子供部屋おじさん」。50代、無職、親と同居という三冠王だ。「おじさん」と呼ぶには少し老けすぎているが、そこはご愛嬌である。 趣味はネットサーフィンとアニメ鑑賞、特技は親に頼まれたお茶汲み。「俺に残されたのはWi-Fiと親の年金だけだ」と豪語していた彼だったが、そんな彼に母親が告げた。 「そろそろ働かないと、家から追い出すよ。」 彼は焦った。まさかこの年になって家を出されるとは思

42Tokyo入学試験「Piscine」—挑戦者の冒険指南

勇者よ、その手に握られたのは、未知の領域への招待状だ。 その名も「Piscine(ピシン)」――42 Tokyoが誇る、選ばれし者だけが挑む試練である。ここでは単なる技術や知識だけでなく、仲間と協力し、未知に挑む心が試される。これからの4週間は、まさに人生という冒険の序章となるだろう。 そなたがこの試練をどう乗り越えるか、その物語を今、共に紡ごう。 序章:一人では開かない扉 勇者よ、このダンジョンでは、孤独な戦いは美徳ではない。 Piscineは協力の力を試す舞台であり

Piscine体験記(2024/9)と受験生へのエール

追記編集: 2024/12/28 この記事は42Tokyo Advent Calendar 2024(https://qiita.com/advent-calendar/2024/42tokyo)の25日目(最終日)の記事です。 こんにちは!2024年10月に42Tokyoに入学したりりと申します。 今回は、 42Tokyoの未来の学生であるPiscine受験生の皆さんに向けて、エールとしてこのノートを書きます。私もPiscine受験前・受験中は先輩方の記事に助けられたの

入学後の学び

学生が書いた技術記事や学習内容をまとめています。

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学習機会を奪ってしまうアドバイスについて考えてみる

===== はじめに ===== 本記事では、教えることと学習機会の関係性について、特に『どこまで教えるべきか』という視点から考察します。  私は42Tokyoというコンピューターサイエンスの学校に通う学生です。最近同級生に「〇〇がわからない」と言われた際に、その〇〇を理解してもらうために教えることがありました。  このときにふと「私の教え方は正しいのか?」と思ったのです。この正しさとは表題のとおり、相手の学習機会を奪ってしまう行動になりかねないのではないか、という懸念で

C言語の単位を落とした私が42Tokyoで学んだこと

はじめに42Tokyoに所属しているminabeです。 2024年11月19日に、42Tokyoの基礎カリキュラムであるCommonCoreを突破いたしました。 一体、42Tokyoで何を学べるのか。一個人の体験談ですが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです! そもそも42Tokyoとは 42Tokyo(以下、42)について簡単に説明します! すでに知ってるよ、って方は読み飛ばしてください。 従来のプログラミングスクールのように先生が一方的に教えるのではなく、学生

42Tokyo 本科week 2 - hshinaga libft part1まとめ

はじめに本科の2週目が終わりました。1週目は環境整備と新生活の準備に追われましたが、2週目はいよいよ本格的なプログラミング学習が始まりました。とはいえ、なかなか安定しない生活リズムとの格闘の日々。私の場合、もともと12時間睡眠が当たり前の体質、想像以上に生活リズムとの戦いでした。 この記事では、私の日常生活と42の第一関門であるlibftのpart1をまとめました。 D8 (10/28 月) - 生活リズム改善の兆し ⏰本日のタイムライン 生活リズムについて 💭 改善

Python学習、楽しすぎ! プログラミングスキルを磨く3つの方法

最近、42Tokyoの課題をすすめるために、Pythonに触り始めました。 その課題の内容は「Pythonの基礎」 ひさびさに課題に取り組み始めた理由は、42Tokyoでは、一定期間課題を放置すると自動的に「卒業」になってしまうため。 42Tokyoは他の学校とは違い、すべての科目を終えたら「卒業」ではありません。 前半のコースである「1stサークル」をクリアして、後半の「2ndサークル」に突入後、課題をクリアせずに放置していると、自動的に「卒業」になります。 必要

#42tokyo 記事まとめ

42 Tokyoに関するさまざまな記事をまとめています。

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BonjourからHello Worldへ:フランス語が導いたエンジニアへの道

 Bonjour! フランス語専攻で、エンジニアの卵のNagisaです🐣 私は上智大学外国語学部フランス語学科に入学し、パリでの1年間の交換留学を経て、4年生秋にエンジニア養成学校42Tokyoに入学しました。 少し変わった経歴のため、よく以下のような質問を受けます。 「なぜフランス語を選んだの?」 「なぜエンジニアになろうと思ったの?」 そこで、「なぜフランス語を学び、そしてエンジニアになろうと決めたのか」について書こうと思います。 元々、英語が好きだった フランス語

新卒デザイナーを辞めて1年、エンジニアを目指し始めた話

こんにちは、二宮 啓(ニノミヤ サトシ)です。 昨年9月末に、新卒デザイナーとして入社した CyberAgent を退職しました。その後、先輩や同期、後輩に近況報告をする機会があまりなく、「最近何をしているの?」と聞かれることが増えたため、この記事を書いてみることにしました。 この記事では、僕のこれまでの経験や学び、そして今後の挑戦について、以下の6章に分けてお話しします。 ITの世界に惹かれたきっかけ小学校の頃、家に帰るとテレビにはロボコンが映っていて、ロボット同士が戦

人生(42)を振り返って

こんにちは、42tokyo Advent Calendar 2021の5日目を担当する、スタッフのnopです。42に出会ってから5年も経ったので、いろいろ振り返りたいと思い、記事を書くことにしました。自分がなぜ42Tokyoにコミットしているか伝われば、嬉しいです。 大学で初めてプログラミングに出会った。 当時は、VHDLというプログラミング言語と下の写真に似たハードウェアを用いて、ボタンのオンオフをインプットとして、好きな数字をディスプレイにアウトプットするといった単純

ソフトウェアエンジニアリングの性質を考慮した学習方法について

こんにちは。42 Tokyoというエンジニア養成機関の 2022 年度アドベントカレンダー 23日目を担当します、スタッフのnopです。 プログラミングなどを学習している学生を3年ほど温かく(?)見守っているのだが、学生が費やす学習コストと課題解決の時間のコスパが悪いと思った時が何度かある。 極端な例だと、「10分で学ぶC言語」的な動画を閲覧したが課題をC言語で解決できなかったり、ドキュメントを全て読んだがどのように解決すべきかわからなかったり… 学習した時間は決して無

イベントレポート

企業や個人の方々と開催したイベントのレポートをまとめています。

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【イベントレポート】後天的に地頭が良くなる!?地頭道場@42tokyo

こんにちは。 株式会社ZEN Integrationの進藤です。 先日、42tokyo様で開催させていただくミニイベント「地頭道場」に参加してきました! 今回は簡単にイベントレポートにまとめてみましたので、見ていただけると嬉しいです。 地頭道場とは!?「地頭道場(じあたまどうじょう)」と読むのですが、初めて聞く方がほとんどかと思います。最初この文字を見た時に、地頭?道場?何それ?と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか。 一言で言うと、 地頭を後天的に伸ばすオンラ

エンジニア養成機関の学生が挑む!AI陣取りゲーム”Smart SCAPE CUP”

こんにちは! スマートスケープ DE事業部の佐藤です。 今回は、42 Tokyoと共同で開催したハッカソンバトル “第一回 Smart SCAPE CUP”の様子をお伝えします。 Smart SCAPE CUPとは”Smart SCAPE CUP”とは、フランス発のエンジニア養成機関の東京校である42 Tokyoと共同で、弊社が3日間にわたり開催したハッカソンです。 「ブロックスデュオ」という陣取りゲームを応用し、Pythonを使用してAIプレイヤーをチームごとに開発しても

42TokyoでGoogleのキャリアイベントに参加した話

人気企業の代表格であるGoogle。 そんなGoogleは、「社員が選ぶ『働きがいのある企業』ランキング 2023』で2位にかがやいている。 このランキングは、オープンワーク株式会社が、「OpenWork」サイトに投稿された「社員・元社員による、働く環境に関する評価点」を集計し、社員の「働きがい」をランキング化したもの。 そして、「転職人気企業ランキング2022」でも2位となっている。 社員は勤務時間の20%を自分自身のやりたいプロジェクトに費してもいい「20%ルール

校舎に潤いを。アクアクララが来た。

42東京の生活に欠かせない、水、そしてコーヒー、それを支えてくださる協賛企業であるアクアクララ株式会社さんのエピソードをご紹介します。 2022年1月 待望のウォーターサーバー導入今年1月、アクアクララ株式会社さんに協賛いただき、校舎にウォーターサーバーが導入されました。アクアクララはいつでも冷水、温水が使える便利なウォーターサーバーを提供する業界大手企業。開校からずっと、学生からの要望が多くあったウォーターサーバーが設置され、学生は毎日、このお水に潤されています。 学生

【連載】42 Tokyo 学生FILEまとめ

42 Tokyoでコーディングを続ける学生のバックグラウンドや入学までの経緯、これからについて深掘りする連載です。

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「勉強は1人でするものだと思っていた」。文系エリートをエンジニアへ転向させた42東京のコミュニティラーニング

文系大学4年の冬。国家公務員の試験に合格していながら、42東京の入学試験Piscineに挑んだ須藤理央さん。Piscine合格後は公務員としての就職機会を棄て、42東京への入学を選択します。  プログラミング未経験で入学してから一年半、42東京の課題にフルコミットしてきた生活はどのようなものだったのか。42東京の課題を通じて、須藤さんのエンジニア像がどのように形成されていったのか。 汗臭い努力を人には見せない飄々とした語り口ではありますが、その中に須藤さんの確かなエンジニアス

42東京での成長の先に待っていた「滑らかな社会との接続」。コンピュータサイエンスを通じて開いた社会への扉。

誰から強要されるわけでもなく、イベントの告知や課題に関するアウトプット、便利な機能を実装し、学生同士助けを求める質問には即時に回答してくれる深田奈穂さん。42東京の学生誰もが知っている圧倒的な存在感をもつ彼女が、今だから笑って話せる10年間の過去を、静かに、とても丁寧に話してくれました。 気づけば不登校に。家で過ごすようになっていった高校時代 ーこれまでの人生、紆余曲折あったそうですね。まずは、どんな高校生でした? 深田奈穂さん(以下:深田):随分昔のことなので。あまり

人生のターニングポイントは「今」。家族も会社も守れるセキュリティエンジニアを目指して

日系ブラジル人の父を持つ木村歩美(きむらあゆみ)さん。6歳の時に来日、ついこの間まではファッションデザイナーを夢見る、ごく普通の女子高生だったと話します。高校卒業後、歳の離れた兄の影響でプログラミングの世界に興味を持ち、42東京へ。元々勉強は苦手だったと語る木村さんですが、持ち前のチャレンジ精神で経験ゼロからPiscineに挑み、合格。ここまでのストーリーと、この先見つめる将来について話を聞きました。 6歳でブラジルから日本へ。ファッションデザイナーを夢見る普通の高校生

成長期の障害と向き合いながら。ものづくりの一途な情熱に導かれ、コンピューターサイエンスの世界へ。

18歳で42東京に入学した伊藤大和さん。将来のクリエイティブな活動準備のために42東京でコンピューターサイエンスを学んでいます。外見では分からないですが、中学2年の頃より「起立性調節障害」という症状と闘っている伊藤さんに、病気のこと、学校のこと、プログラミングと将来のことについて、話を聞きました。 朝が苦手、起きれないということー伊藤さんが長年向き合っている起立性調節障害とは、どのような病気でどのような症状があるのでしょうか? 伊藤大和さん(以下:伊藤):いくつか症状はあ